グローバルとローカル ~マンスリーえんちゃん2024年12月 Vol.2~

こんにちは!
えんちゃん。ハウスの山下です。

先月から優季がはじめた「マンスリーえんちゃん」。

今月は僕の順番ということで、
早速何から書いていこうか悩みましたが、

今日はこれからの時代、
大切になっていきそうなことを書いてみようと思います。

目次

グローバルとローカル

~マンスリーえんちゃん2024年12月 Vol.2~

グローバル化の反動

まずはグローバル化について。

インターネットの発達もあって、
数十年前には考えられなかったレベルで世界中が繋がることができるようになりました。

ここに資本主義経済も絡まって、
グローバル企業が力を持つようになり、

いまや、国家を超える影響力を持っています。

なんせ、ファクトチェックという名目で一企業が言論の自由を封じたり、
大統領のアカウントを凍結して発言できなくしたりできるわけですから。

そして、小さな商店などは競争に敗れて潰れる、という時代だった。

要は、一局集中に偏りすぎていた、というのがこれまでの時代。

 

でも、偏りはどこかのタイミングでバランスする、揺り戻しがあるもの。

便利さの裏側

グローバル化って、「便利」だと思うんですよね。
便利さを追い求めると、物質的には快適になっていく。

ただ、その反面、「便利さ」と引き換えに失っていることもある。

それは
自然そのものかもしれないし、
体力かもしれないし、

ご近所付き合いかもしれないし、
深い関係性かもしれないし、

知恵かもしれないし、
やりがいかもしれない。

僕は全部ひっくるめて、「生きる力強さ」だと感じています。

分断するメリットとデメリット

各地で起きている戦争や意見・主張の対立など、
ここ数年で人と人との分断が進みました。

物理的にも、感染症対策として国に推進されたものは
人との距離を置くものでした。

宗教やマーケティングにも使われる洗脳の手段に

・恐怖や不安を与える
・外の情報を遮る
・解決策を示して信頼させる

といった方法があるように、

分断することで認識出来ない箇所を生み、
その欠落箇所自体に気付かなくなるという側面があります。

これはモノを売ったり妄信してもらうには一つの有効な手段ですが、
物事を判断するうえではリスクが高まります。

面倒くさいことを面白がる

都心部のマンションでは、隣に住んでいる人の名前すら分からない事はもはや当たり前。

でも、想像してみてください。

もし、上下左右、さらにはお向かい、
マンション中の人が顔見知りでお友だちだったら・・・

便利さを求めて、お金で物事を解決してきたけれど、

もし、お金を「投票券」として、
自分が応援したい人に心から「ありがとう」と渡していったら・・・

もしも、

電気が止まって、水も水道から出なくなって、流通が止まったとしても、
当たり前に生きていける知恵とスキルを持っていて、

徒歩圏内に気の許せる人間関係があって、

次から次へと起こる物事に対して、
面白がって向き合っていく価値観を持っていたら・・・

こころの贅沢

必要ではないこと。

それこそが、人生にとって大切なことかもしれない。

たとえば、信じてみること。

疑うことは簡単だし、信じた後に裏切られることもあるかもしれない。

正直、深く関われば面倒なこともたくさんあるかもしれない。

でも、信頼の先にしか得られないものを思うと、
信じるってことは、最高の贅沢なのかもしれない。

ローカルへの障害

その「贅沢な暮らし」を求めて、
「田舎への移住者」が最近増えてきているようにも思います。

しかし、元々その地を守ってきた人と、外から来た人とで
価値観も育った環境も何から何まで違う人たちが分かり合えず、対立したり、
あるいは、まるでいないかのように関わりを持たなかったりするケースも多いようです。

つまり、グローバルに偏りすぎて疎かにしてきた反動が、
ローカルの輪をつくる障害となっているのかもしれません。

もし、
移住者から見たら、
元々住んでいる人が古い価値観で頑固な面倒くさい人に見えたとしても、

長く住む人にとっては、
住む場所を平気で変えられる人なんて、何かあったらすぐに引っ越してしまうだろう?
そんな人信用できるわけがない、と思っているかもしれない。

(僕がお世話になっているご近所さんに賃貸からペンションに引っ越した際、
実際言われて、なるほど確かにと唸った言葉です)

 

このくらい、価値観の離れている人とは
確かに分かり合えないかもしれません。

でも、対話はできる。

そして、もし敵に見えたとしても、
思いやることはできる。

そんなチャレンジをする機会こそが、
「ローカル」には詰まっているのかもしれません。

おわりに

今回はあえて、
一件まとまりのない文章を書いてみました。

そして、善悪の判断もあえてしていません。

物事が良いか悪いかというのは、
立場や価値観によって違ってくるし、

出来事にどう意味づけするのかはその人の自由だからです。

もうすぐ年末。

あなたの大切なものを、
改めて考え直してみませんか。

これまで色んなフィルター越しに見ていて気づかなかったことも、
色眼鏡を外して見てみると全然違った見え方をするかもしれません。

 

それでは、僕の回では初のマンスリーえんちゃん、
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

山下友教

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次