3月2日、こちらのイベント1日目でした。

【農業】自然栽培のプロと築く〜1年の畑計画講座

 

昨年10月の農業体験合宿にもご参加いただいた方、図書館のチラシやSNSを見てビビッときてくださった方、異業種交流会でご縁のあった方、当日はどうしても行けないけれど録画視聴を希望の方・・・

9名もの方にお申し込みをいただき誠にありがとうございます!

えんちゃん。ハウスでは、市内在住者向けの企画も色々取り組んでいますが、農業関連が一番アンテナを張ってくださる方が多い印象です。

それだけ、自給自足や今の食糧に関するご時世に関心のある方が多いのでしょう。

目次

講座の振り返り

さて、1日目の今回は講義がメイン。

2005年に北杜市に移住してから有機農業を始められ、より環境に配慮した農業をしたいと、自然栽培農家になられた小黒さん。

プロが何を大事にしているのか、家庭菜園できちんと収穫という成果物を得るためにはどうしたらいいのか

についてお話しいただきました。

看板娘も一番前で真剣・・・!?

参加者の方の感想の中にもありましたが、正直、相当な知識量だったのではないかと思います。

人によっては、

「こんなに考えたり調べたりしないといけないの」「私にできるのかな」

先行きが不安になってしまった方もいらしたかもしれません。

 

でも、ここで挫折したり1年に1回のチャンスを妥協してしまっては本当に勿体無い。

そう思ったので、今回この記事を書くことを決めました。

そしてこの内容は、講座に参加されなかった方にとっても、農業でなくても普段のあらゆる学習に役立つと思います。

よかったら最後までお付き合いください^^

学習効果をMAXにする3つの方法

まず、何かを勉強した時に「これは大変だ」「私にはできない」と思ってしまう要因の一つに「すべてを暗記しようとしている」という前提があります。

そりゃあ例えば英語を習った初日に、教科書を全て暗記しようとしたら無理がありますよね。

教わったことをそのまま暗記するのではなく、着眼するポイントがあるんです。

結果を出している人との違いを発見する(ポイントは区別)

例えば雪を例にあげます。

雪について、あなたは何種類の区別ができるでしょうか。清里に住む私はせいぜい、12〜2月ごろのふわふわ雪、3月以降の重たい雪、みぞれと3種類くらいです(笑)

では、エスキモーの人たちはどうでしょうか。

普段から雪と共に過ごすエスキモーの方達は、Qanik 意味: 空から降る雪(新雪、降り積もる雪)、Aput 意味: 地面に積もった雪など・・・100種類以上もの言葉で雪を表すと言われています。

要は、その道に精通している人は、区別が細かいんです。

今回のケースで言えば、小黒さんは一口に「トマト」といっても、トマトの品種や原産地の気候、トマトのお世話は何をしたらいいかなど、細かに区別をされていました。

また、個人的には「畑の計画」に関してのモチベーションも自分とは違っていて、

年度の始めに立てる計画は大変なものではなく、これがあるからこそ1年の生産量やスケジュールが保証されるという、1年で一番の要、なくてはならないもとして捉えられていると感じました。

結果を出している人と自分との違いが1つでも見つかれば、それはとっても有用な発見になります。

スキルを高める

当たり前ですが、頭でわかっただけでは実現しません。

実際にやってみるという行動が必要です。

今回は、次回16日講座までの宿題(各自、ご自身の家庭菜園の計画を立てる)が出ていますので、

ぜひチャンスだと思って取り組んでみてください!

参考材料を増やす

関連書籍を読んだり、一つの野菜についてとことん詳しく調べてみたり・・・なんでもOK。

参考材料を増やすことで、より見聞が広がります。

私は、一番好きな野菜であるトマトについて、トマト博士の称号がもらえるくらい詳しくなってみようと決め、

書籍をいくつか読むことにしました。

最後に

講座を受けて、私は「これは全ての人にとって価値のある内容だ」と感じました。

今回は家庭菜園初心者の方が多かったですが、これはすでに農業をされている方にとっても貴重な内容だと思います。

より、小黒さんの考え方が広がっていけばと思い、実は春からの追加講習を立ち上げることが決まりました!

近日中にまたアナウンスするのでどうぞ楽しみにお待ちください。

 

 

それでは、また!

 

えんちゃん。ハウス

女将 優季

 

 

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