10月5日(日)、第6回目のシェア農園講座を開講しました!

秋分も過ぎ、すっかり涼しくなった北杜市。

前日まで雨模様でしたが当日はなんとかお天気がもってくれました。

 

目次

第六回目の振り返り

観察&計画

今回もまずは畑をぐるっと一周して、それぞれのお野菜の状態を「観察」するところからスタート。

・限られた講座時間の中でどんなお世話をするのか?

・次回講座(1ヶ月後)までに、必ずしなくてはいけないお世話は何か?

を計画するところから始まりました。

にんじん

葉から身まで水々しい立派なにんじんを60本収穫しました!

前回の講座で、間引きの際に10cm間隔の栽植密度にしました。

1ヶ月の間に市販のにんじんくらいに大きくなるかな?と仮説していましたが、結果は予想通り✨

ここでの小黒さんのポイント講座は「土」。

微生物の力を借り、土は200年の期間を経て1cm出来上がると言われています。来年以降もこの貴重な土を大切にしたいので、なるべく土を畑で落として持ち帰ります。

このにんじんを植えた場所には、初回にヘアリーベッチ(緑肥)を蒔きました。自然栽培で緑肥を使うことはありませんが、小黒さんは有機栽培のご経験も長くあられます。今回は畑の状態を鑑みて緑肥をすき込むご提案をいただきました。まさに小黒さんだからこそできる、有機栽培とのハイブリッド農法!

おかげさまで立派なにんじんが成りました。

葉っぱを落とすのは、葉っぱから水分が蒸散するのを防ぎ、保存を効かせるためです。

さらに長期保存したい場合は、土中やムロに埋める方法もあります。その場合は、霜に当たらないようある程度深く埋めると良いそうです。お庭がない、気軽に穴を掘れないという場合は、米袋に入れて乾燥を防ぎましょう。

 

さつまいも

長いツルを切って、スコップで株ごと掘り起こします。

この時、芋を傷つけないようにスコップを差し込む「向き」がポイント!

また、ツルを切った芋の傷口には「キュアリング」と呼ばれる白い層が出現します。すぐに洗ってしまうとこれが塞がらず、傷みやすいので、掘り起こした芋は畑に置いておき、キュアリングが固まってから回収しました。

さて、6月1日に苗を植えてから約120日で成ったサツマイモ。
中々の豊作で、しかも収穫作業もツル切り→マルチ剥ぎ→掘り起こしと重労働。個人的には「半分ずつ2回に分けて収穫してはどうかな?」とも思ったのですが、実はこれはNG!

なぜなら、ここ増富は10月下旬に初霜が降りてしまう地域だからです。

温暖な気候を好むさつまいもは、土中でも放っておくと霜でやられてしまいます。

なので今回、すべてのお芋を掘りました。

一人だったらきっとめげていたけれど、参加者の皆さんと一緒に楽しみながら掘ることができました。仲間っていいな😊

大豆

青々と繁る中で一株だけちょっと様子の違う個体が。

どうしてこの株だけ茶色いのでしょうか?

一株だけ虫に狙い撃ちされて枯れてしまったのでは?との声がありましたが、鞘の中には大豆が入っていました。

正解は「個体差」。

大豆は交雑しないため、突然変異が現れやすいと言われています。

この個体から種取りをしたら、早生タイプが来年以降は育つことになりますね。

実際に育てるという体験をしたからこそ出た疑問と、解答でした。

とうがらし

比較的ほったらかしでも作りやすいお野菜。

苗を植えてから特に除草もしていませんが、鮮やかな赤い鞘が迎えてくれました。

唐辛子って一度にたくさん使う野菜ではないですし、収穫後にしっかり乾燥させれば5年でも10年でも十分に持つくらい保存も効きます。

簡単に栽培できて長く持つ。ズボラな私にはピッタリかもしれません^^

ねぎ

何ヶ月も土寄せを頑張ってきた成果あって、白ネギ部分も長く作ることができました!

 

大根

前回2粒ずつ種蒔きしていたので、間引いて1本植えになるように調整します。

間引いた葉っぱも美味しく頂きます。

なお、間引いた大根を他の場所に移植したら、また育つのでは!?との提案もありましたが、ほとんどうまく育たないそうです。

きゃべつ

きゃべつやブロッコリーなどは、農薬なしで栽培するのが比較的難しいと言われています。

私たち人間は「人間も虫も共存しているのだから農作物も共有すべきだ」という解釈もできますが、虫達からすれば人間なんかと共存するつもりはなく、ただただ生き残ろうという本能で生きています。

なので、防虫ネットという資材を使った区別がなければ、このシェア農園のきゃべつも、あっという間に食い尽くされてしまっていたかもしれません。そう思わせるほど、たくさんのカメムシがネットに貼りついていました。

さらに、2025年は周りの農家さんの間でも、特に葉物栽培が難しい年だったようです。

こういった年による傾向も加味して、来年の畑計画に活かせるといいですね!

 

ひとり分の収穫は・・・?

最後に、収穫したお野菜を参加者のみなさん(7組)で分けました。

お一人当たり

にんじん 2kg

さつまいも10kg

ねぎ 1kg

とうがらし25g

別途、間引き大根、にんじんの葉っぱ、枝豆はお好みで

というお持ち帰りとなりました👏(写真には前回採り残したカボチャが1つ混じっています)

 

にんじん・ねぎは次回も収穫があるので、1ヶ月で食べ切ってみよう!

とうがらし、さつまいもは長期保存にチャレンジしてみよう!

という宿題付きです。

 

長期保存について

講師の小黒さんは、冬前に収穫したお野菜を11〜3月まで保存して召し上がっているそうです。

十分な量を収穫するだけでなく、その後の保存や食べつなぐことも自給自足には大切な要素。

今回は長期保存の仕方も教えていただきました。

 

・大根・にんじんは短期間なら洗って土を落とし、乾燥しないように袋に入れて保存する。

・数ヶ月の長期保存の場合は、理想は土の中やムロで保管。土付きのまま米袋に入れても良い。

・新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れても長期保存できる。

 

冷蔵庫の大きさやライフスタイルに合わせて選択できますね。

なお、我が家(山下家)はにんじんの葉っぱが大好きなので、細かく刻んでジップロックに入れて冷凍保存しています。ハーブのような風味が独特で、ハンバーグに入れるのがおすすめですよ〜♪

 

参加者の感想

保存方法まで教えていただき、良かったです。自給自足を本気でやるなら、冬という野菜が採れない季節を見越すことも大切だと感じました。実践して無駄なく食べつないでみたいと思います。

 

「共存しようと思っているのは人間だけ。虫からしたら必死に生き残ろうとしている。」という話が印象的だった。

 

今回も楽しめました。畑の中に生えている雑草をよく観察してみました。どんな雑草があると畑がどういう状況、という指標として観察してみたいです。

 

昼食メニューの写真です。豊かさを感じます。にんじんの葉っぱや大根の葉も美味しく味わって頂いています。一人ではとても使いきれませんけれど・・・

 

☆最後に☆

3ヶ月遅れでこの報告記事を書いております^^;(現在2026年お正月)

すごろくで「2025年で一番楽しかったことを発表する!」

4歳の娘が発表したのは、まさかの「畑でにんじんを採ったこと」でした。

土から鮮やかなオレンジ色の実が出てきた時、「うわあ〜綺麗!」って一緒に感動したよね。

苦手な野菜だったはずなのに、生のにんじんスティックを美味しい❗️とボリボリ食べていました。

自分でつくるのって格別です🥕

 

そうそう。この日はシェア農園の前に、主人の山下友教が「せんのや2周年記念祭」で演奏をさせていただきました。

美味しいものがあると、人って笑顔になれる。素材をつくる人、素材を活かしてお料理する人、楽しみに待っている人・・・みんなが豊かなことって幸せだな。と感じました。

小さくてもできることから一歩ずつ。

私個人としても、自給自足は大事なテーマの一つです。

 

今回も書きたいことが多く長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

山下優季

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